フォートナイトは世界で最もプレイ人口の多いゲームの一つです。
人気YouTuberも多くプレイ動画をあげていたり、テレビでも取り上げられることもあったりで、一度はゲーム名を耳にしたことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。
そんなバトルロイヤルゲームのフォートナイトですが、近年はメタバースとしても注目を浴びています。
なぜフォートナイトがメタバースとして注目されているのか、フォートナイト歴4年以上の筆者がフォートナイトプレイヤーの目線からご紹介します。
なぜメタバースとして注目されている?
フォートナイトがメタバースとして注目されている理由として、以下の3点が大きく影響しています。
- 圧倒的ユーザ数を誇る
- 共体験の実績が豊富
- クリエイティブモードの自由度が高い
1つずつ掘り下げてみていきましょう。
圧倒的ユーザ数を誇る
もともとフォートナイトはメタバース用に造られたシステムではなく、ただのバトルロイヤルゲームとして2017年にスタートしています。
現在では「バトルロイヤルモード」「世界を救え」「クリエイティブモード」の3つのゲームモードがあり、2023年現在の月間ユーザは7000万人、総ユーザ数は5億を超えています。
ユーザ数が多いのは普段プレイしていても実感するけど、それがメタバースとどう繋がるの?
メタバース空間を新しく作るとして、まず知ってもらうこと、そして利用してもらうことのハードルが高いんだ。その点、フォートナイト内だと、既存ユーザは「なんか新しいマップがある!」って入りやすいよね。
たしかに、「新しいメタバース空間ができました」って言われてもすぐに利用しようっていう気持ちにならないけど、フォートナイトの新マップなら気軽にプレイしようと思えるね!
共体験の実績が豊富
ワンタイムイベントでの同時接続に耐えうる
フォートナイトでは、約半年に1回のペースでワンタイムイベントという大きなイベントを開催しています。
その名の通り、日時が指定されていて一度だけ実施されるイベントです。
巨大怪物と巨大ロボットの対決だったり、UFOの侵略を阻止したり、、、、映画を見ているかのような壮大なイベントが目の前で繰り広げられるのは毎回圧巻です。
イベント中も、基本的には自由にキャラクターを操作することができます。(ムービー演出で操作できないこともあります)
自分の好きな場所に移動して、見たい部分に注目できるから、本当に自分がその出来事の渦中にいるかのように錯覚してしまうの。エモートで感情表現もできるしね!
過去のワンタイムイベントでは、同時接続が1000万人を超えたこともありました。
世界中の1000万人が、同じタイミングで同じイベントに参加し同じ体験を共有するというのは、まさしくメタバースそのものではないでしょうか。
この膨大な接続数に耐えるシステム・サーバが出来上がっているというのが、競合システムと頭一つ抜きんでている利点だと言われているんだよ。
過去にはアクセスが集中しすぎてイベントに参加できなかったことがあるんだけど、それは過去の話なのかな(汗)
有名人のライブも多く実施されてきた
フォートナイト自体のストーリーに大きく影響するイベントの他に、有名人の音楽ライブも過去何度も開催されてきました。
形式は様々で、本人がキャラクター化されてその場でライブをしてくれることもあれば、実写の映像を放映するケースもあります。
例えば、自分がペンキを塗ったところに実写映像が投影されたり、森→海→砂漠→、、、と場面転換したり、曲調にあわせて夕暮れや夜空に変わったり、、、毎回とても工夫されたオンライン空間ならではの演出が盛りだくさんです。
また、スターウォーズやインセプションなどの映画は、フォートナイト内で映画やPR動画を放映したこともあります。
すでにライブや収益の実績があるのも、注目されている理由だね。
クリエイティブモードの自由度が高い
フォートナイトの第3のモードである「クリエイティブモード」。
3つのゲームモードの中で最も進化し続けているモードで、このモードの発展がメタバースと大きな関わりを持ちます。
創造力さえあれば、だれでもつくれる
その名の通り、自由にクリエイティブできるモードで、オブジェクトの配置やゲームルールを自由自在に設定することができます。
作成したマップは公開することができ、誰でもそのマップで遊ぶことができます。
クリエイティブモードで作られたマップは、本家バトルロイヤルのように戦闘するものから、建築技術を練習するためのマップ、鬼ごっこのようなルール設定、ホラーゲーム、他のユーザとランダムマッチングして友達を作るモードなど、、、、本当に多種多様です。
2023年のUEFN(Unreal Editor for Fortnite) の登場により、3Dモデリングやオブジェクトの動き、外部データのインポートなど、さらに自由度が高くなりました。
「フォートナイトをプレイしている」ということを忘れちゃうくらい、全くの別ゲームになっているものもあるよ。
クリエイターサポートや広告掲載でお金も動く
フォートナイトにはクリエイターサポートというシステムがあります。
ユーザはお気に入りのクリエイターをサポートすることができ、ユーザがアイテムを購入した際の収益の一部がクリエイターにも分配される、という仕組みです。
また、クリエイティブマップ内に企業広告を掲載することも実際に行われています。
現実社会での広告と同じように、広告主(企業)からクリエイターに費用が支払われます。
フォートナイトのクリエイターとして生計を立てられる仕組みができているね。
まとめ
当記事では、フォートナイトはただのバトルロイヤルゲームとしてではなく、以下の要素からメタバースとしての注目を浴びているという点について、ご紹介しました。
- 圧倒的ユーザ数を誇る
→月間7000万人のアクティブユーザがいる - 共体験の実績が豊富
→有名歌手のライブやワンタイムイベントが多数開催されてきた - クリエイティブモードの自由度が高い
→クリエイティブ性の高さと、収益経路が確立されている
今後もメタバース空間としてさらに進化していくのが楽しみだね!
ゲームを楽しむのはもちろん、これからもフォートナイトを通してメタバースに触れていきたいね。
参考資料
「フォートナイトがなぜメタバースなのか?」 – 株式会社NEIGHBORのCEOが解説 ー ウラカタLT 5thのイベントレポート #フォートナイトクリエイティブ
FNJPNews|【フォートナイト】Epic Gamesは月間のアクティブユーザー数を公開 更に計5億人のユーザーがいることが明らかに。
あのRazerがフォートナイトとコラボ!
ゲーミングデバイスで有名なRazerが、フォートナイトとのコラボデバイスを発売!
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