Web3.0とは?なにが変わるの?わかりやすく解説

Web3.0

Web3.0、メタバース、ブロックチェーン、、、、こんなワードを耳にする機会も少しずつ増えてきました。

近い将来、Web3.0の時代がやってくると言われています。

なんだか近未来的でイメージもよくわからず、「ま、私には関係ない話か。」と理解しないままの方も多いのではないでしょうか。

「Web3.0ってなに?そもそもなんて読むの?」

この記事では、そんな疑問をわかりやすく簡単に解説します。

インターネットの新時代に乗り遅れないよう、一緒にWeb3.0について勉強していきましょう。

フクロー先生
フクロー先生

Web3.0(ウェブスリー)というのは、インターネットの新しい形のことなんだ。

新しい技術によっていろいろなことができるようになるんだよ。

なにが今までのインターネットと違うのか、簡単に説明していくよ。

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Webの歴史

まずは、なぜWeb3.0と呼ばれているのか。インターネットの歴史を見ていきましょう。

今では当たり前となったインターネットですが、登場したのは1990年頃。

30代より上の年齢層であれば、「昔は家にパソコンなんてなかった」という時代の記憶がある人もいると思います。

この約30年間のWebの歴史において、Web1.0とWeb2.0の時代に大別することができます。

Web1.0:閲覧のみの時代

1990年~2000年代前半がWeb1.0の時代、世の中に「インターネット」が広がっていく時代です。

デバイスはパソコン、Windows 95とか。ネットで検索すると、文字だけのシンプルなサイトしかありません。

つまり、Web1.0はRead(閲覧)の時代です。

利用者はホームページやウェブサイトを閲覧し、情報を得るだけの時代です。

画像は処理が追い付かないため、筆者がよく見ていたゲームの攻略サイトもゲーム画像なしでテキストでの説明でした。

Web2.0:発信ができるようになる

2000年代後半~現在にかけてがWeb2.0の時代です。

Web2.0はWrite(書く)が追加され、Read&Write(情報交換)の時代になります。

Web1.0の時代と大きく変わったことは、以下の2点。

  1. スマホとSNSの登場により、「検索して情報を得る」だけでなく、みんなが気軽に発信でき「情報交換できる」時代になりました。
  2. 通信技術が格段にアップし、画像はもちろんのこと、動画でも誰もがアップロードし閲覧できるようになりました。

前述のゲームの攻略サイトを例にしても、画像付きの説明は当たり前、検索すれば攻略動画もたくさんヒットするようになり、ゲーム画面を配信するゲーム実況なども登場しました。

TwitterやInstagram、YouTubeなどはWeb2.0の代表格ですね。

Web3.0:データを所有する

Web1.0がRead(閲覧)の時代、Web2.0がRead&Write(情報交換)の時代だとすると、Web3.0はOwn(所有する)時代だと言われています。

Web3.0のインターネットはブロックチェーンという技術のもとに構成されます。

ブロックチェーンは改ざんが極めて困難な技術だと言われています。

このブロックチェーンにより可能になるのがWeb3.0である「デジタルデータの所有」と「分散型インターネット」です。

Web3.0でなにが変わる?

デジタルデータを所有する

Web3.0で変わることのひとつ目は「デジタルデータの所有」です。

今までのインターネットでは、撮影した写真や描いた絵などをTwitterやInstagramなどにUPするとその画像は誰でもコピーや保存ができました。

これがブロックチェーンの技術により、このデジタルの画像が誰のものか、どれが本物の画像か、所有権を示せるようになります。

NFTや暗号資産などがこれにあたります。

フクロー先生
フクロー先生

デジタルアートなどにちゃんとした値段がつき、資産価値を持つようになるかもしれないね。

分散型インターネット

Web3.0で変わることのもうひとつが「分散型インターネット」です。

今までのWeb2.0では、Googleなどの巨大企業が運営するプラットフォームを介してRead&Write(情報交換)がなされていました。

例えば、InstagramやYouTubeを介して画像や動画を共有しあったり、Amazonを介して商品を購入したり、この記事もGoogle検索を介していますよね。

これらのように、利用者同士の間に企業が挟まっている状態は「中央集権型」と呼ばれています。

この中央集権型に対して、Web3.0は「分散型」と言われており、利用者は巨大企業を挟まず直接やりとりをします。

インターネットという海の中で、Googleなどのクルーズ船の上で遊んでいたのが、それぞれのボートで交流しあって遊ぶイメージでしょうか。

フクロー先生
フクロー先生

Web2.0を牛耳ってきたGAFAMが終わる時代がくるなんて言われているね。

Web3.0と言われる技術

現在Web3.0と言われているも技術は以下のようなものがあります。

  • 暗号資産(仮想通貨):Web上の通貨
  • NTF:Webデータの所有権
  • DAO:Web上の株式会社
  • DeFi:金融サービス

これらはすべてブロックチェーンの技術の基に作り上げられています。

ブロックチェーンの技術の基、Web上に通貨があって(暗号資産)、Web上でお金を移動できて(DeFi)、Web上で会社のように大勢で集団を作ることができて(DAO)。

つまり、Web上で経済活動をできる時代になるかもしれません。

まだまだこれから

いずれやってくると言われているWeb3.0の時代。

ですが現在のところは、法的な整備や技術的な課題などがまだ残されており、研究や開発が進められている段階です。

まだよくわからんなあという人も多いと思いますが、今のWeb2.0のように知らない間にじわじわと浸透してくると思います。

疑問や不安に思うことがあれば私たちと一緒に少しずつ勉強していきましょう。

当記事は以下の情報を参考にしています。よければこちらもご参照ください。

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